本投稿は、2019年クラウドファンディング「47都道府県旅の終着、デニム兄弟がジーンズの街に拠点をつくる」との連動企画です。

えぶりシティに所属する市民(メンバー)がリレー式にブログを投稿、クラウドファンディング期間を盛り上げていきます。

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こんにちは!住民の坂上です。

私はいま、生産者と消費者を繋ぐ役割でもある販売のお仕事をしています。

今回のテーマ、「心を満たす生産と消費」について、普段の消費者側の気持ちと、ものを販売する側の気持ちで考えてみたいと思います。

消費者側の気持ちでは、物を買うときの基準は千差万別で、安くて使いやすければ何でもいいんじゃない?という人もいます。
それも1つの意見ですし、実際私も100円ショップやファストファッションのお店で買い物をすることもあり、便利でありがたいことも多々あります。

ですが、モノに宿る背景を知って購入したものを使うと、そこには体温を感じられるというか、そこはかとない温かみを感じるのです。

"あ〜今日は疲れたなぁ。温かい味噌汁でも飲むか〜"
と思った時に、鯖江の職人さんが作った漆のお椀を出してみる。やっぱりこのお椀で飲むお味噌汁は口当たりが良くて柔らかいな。
それだけでも、なんだか心までポカポカしてくるんです。
作った人の顔が浮かぶと、自分と作り手が繋がっている気がする。想いもちゃんと受け取れている気がします。

大量生産の時代だからこそ、安く買って、すぐに新しくするのではなく、敢えてその逆を行き、ひとつのモノとヒトと繋がってみる。忙しくて息つく暇もない現代だからこそ、少しの余白くらいは心地よいもので贅沢に過ごしてみる。
そんなことを叶えてくれるのが、背景のあるものづくりなのではないでしょうか。

そして、このエブリシティでは「服のたね」に参加することをきっかけに、綿を育てるというものづくりのスタート地点に立ち、シャツという製品を作るゴールまでを見届けることができました。

自分たちで一からひとつの製品を作ることには、こんなにも多くの人や時間や手間がかかっていたのかと思い知ったと同時に、出来上がったシャツに袖を通したときの、心がじんわり温まる感覚は初めて味わったものでした。
この感覚こそ、「心を満たす生産と消費」を体現しているのではないかなと思ったり。
愛着が生まれると同じ服でもこんなにも着ることが楽しくなるんだなぁと感じられたことが本当に嬉しかったです。

この想いは、もっともっと多くの人に感じてほしい。
仕事柄、作り手の方の熱いお話を聞くことも多いのですが、少しでもその熱い想いの伝達者になって、より多くの方の日々の生活を少しだけ温かいものにできたら。販売する側としては、こんなにも嬉しいことはありません。

これからも「心を満たす生産と消費」について、えぶりシティ内でも考え続けたいなと思います。

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ただいまクラウドファンディング「47都道府県旅の終着、デニム兄弟がジーンズの街に拠点をつくる」を実施中です。ぜひ一度サイトご覧ください!!
https://readyfor.jp/projects/everydenim