本投稿は、2019年クラウドファンディング「47都道府県旅の終着、デニム兄弟がジーンズの街に拠点をつくる」との連動企画です。

えぶりシティに所属する市民(メンバー)がリレー式にブログを投稿、クラウドファンディング期間を盛り上げていきます。





こんにちは!
喫茶えぶりの笹田です。


二週間が過ぎましたが、まだまだこれからですね!

ぼくたちえぶりシティの雰囲気や人柄、EVERY DENIMの挑戦をみんなで応援をしたいという気持ち。


ぼくたちの発信がたくさんの人に届き、また一緒に盛り上げてくださる方々に出会うことができましたら、とても嬉しいです。


こうした小さなコミュニティから、きっといつか、それは緩やかに外へと繋がって、内や外なんて仕切りのない広がりになっていくのだと思います。


引き続き、毎日発信していきますので、ぜひ楽しんでください😊





時間とともに変化するものが好きらしい。


その方が自分らしいという何とも不思議な感覚もあって、どういう訳か、もう何年も使い続けているものがたくさんあることに気がついた。

例えばいつもリュックに入っているペンケースは、高校生の頃から全く同じものを使い続けている。ファスナーは取れてしまい、ところどころに黒みを帯びていて、疲れ切った様子でくたくたに古びてしまっている。

ちょっと雑に扱うこともあるけれど、だからと言って買い換えたいと思ったことはなかった。むしろ真新しいものよりも、いつでも日常に連れ出してくれるような安心感があるように思う。

もちろん変化しないものなどはなくて、どれだけ綺麗に大切に扱っていても、日に日に色褪せていき、どこかが壊れてしまったり、剥がれたり、それは思い出となって新しい一面をのぞかせてくれるのだ。

けれど変化を楽しむためには、愛着のあるものでないとだめだと思う。
長い期間を大切にする気持ちを持っていなければ、小さな変化でもそれは劣化と感じてしまうのではないだろうか。

だからこそ使い捨てる前提でものを買うよりも、もっと愛着のある、もっときちんと納得感のあるモノを大切にしなければならないのだと、ペンケースを眺めながらふと思った。


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えぶりシティという街に住んで(コミュニティに入って)、はや1年半ほどが経過した。

この街では、『つくり手とつかい手が心地よくつながる「心を満たし合う街」』というテーマを掲げ、生産と消費にまつわることに関心がある人たちが暮らしている。

みんながそれぞれに価値を持ち、それぞれが楽しみながら学びを深めあっているのだけれど、全員が活発にコミュニケーションを取っているかと言われればそうではない。

街に暮らすなかで、いろんな人と話をする人もいれば、ひとりでゆるっと景色を眺めながら過ごす人もいる。たまに出かけては街の様子をのぞいてみたり、知り合った人たちと他愛の話で笑いあったり。

みんなが自分にとっての心地よさを享受し、それを互いに認め合える街。そんな穏やかで風通しの良い街並みが居心地よく、それこそがここに住み続けている理由なんだろうなあと思った。


長らくこの街に住んでみて気づいたことのひとつに、経年変化をたのしむという考えがある。

時間の経過とともにそのもの自体が変化していくこと、その過程を楽しむという、なんとも大人な考えだなあと思っていて、移ろいゆく美しさをはじめて意識したように思う。

ジーンズでは特に色落ちという概念があって、洗濯すればするほどだんだんと褪せていき、それこそペンケースと同じく、いつでも日常に連れ出してくれるような安心感が生まれてくるのだ。

見た目の印象もカッコよくなっていき、自分が心地よく感じる形へと緩やかに変化していくその過程は、まさに”味がでる”という言葉がぴったりなのではないだろうか。

これはジーンズだけなのかと言われるとそうではなくて、“味がでる”という変化は、実はコーヒーにもある。

コーヒーは焙煎したての方が美味しいとされているけれど、本当は時間をおいていた方が炭酸ガスが抜け、焙煎直後のスモーキーな香りも抜けて落ち着いていく。

もちろん酸化といってどんどん味の劣化も始まっていくのだけど、エイジングと呼ばれるように、ゆっくりと美味しく変化していくその過程を”味わう”ことがとても楽しいのだ。

日を追うごとに、歳を重ねていくにつれ、さまざまな楽しさをこのえぶりシティという街で、これからも見つけていきたいと思う。

たくさんの人と関わるなかで、自分の変化をたのしむことも醍醐味のひとつなのかもしれない。




えぶりシティ 笹田






ただいまクラウドファンディング「47都道府県旅の終着、デニム兄弟がジーンズの街に拠点をつくる」を実施中です。


ぜひ一度サイトご覧ください!!
https://readyfor.jp/projects/everydenim